こんにちは。都内在住25歳サラリーマンの葵です。
前回は初期症状が見られたら我慢せず、医療機関を受診するよう勧めましたが
今回は私が実際にどのように病院を選んだのかお話したいと思います。
結論:先生と合うかどうか
いきなりですが、結論先生との相性でお世話になる病院を決めました。
精神疾患は表立って回復具合や悪化具合が見えるものではなく、治療方法も人それぞれです。
そのため、治療にあたっては先生との信頼関係が非常に重要になってきます。
今までどのようなお医者さんが相性良かったのか思い出し、その方の特徴を列挙してみましょう。
お医者さんで思いつかない方は学校の先生でも構いません。
先生のタイプは大まか以下のような感じです。
・診療方法:薬物療法/カウンセリング療法
・話し方:左脳タイプ(理論先行)/右脳タイプ(感情論先行)
・雰囲気:明るい/暗い
他にもいろいろあると思いますが、私はこの3つの指標を重要視しました。
あとは「①口コミで絞る、②実際に行ってみる」を繰り返し担当医を決めました。
次は先生のタイプについて深掘ってみます。
診療方法:薬物療法/カウンセリング療法
精神疾患の治療方法は薬物療法かカウンセリング療法になります。
どちらにもメリット、デメリットがあるのでここは好みになると思います。
私の場合は副作用(薬物依存ややる気喪失等)が心配でしたのでガンガン薬を出す先生は敬遠しました。
また私は話を聞いてもらっても症状が回復するタイプでもなかったため、カウンセリング療法も気が引けました。
そのため口コミで上記2点が出てくる病院は除外していきました。
話し方:左脳タイプ/右脳タイプ
左脳/右脳のイメージはステレオタイプですが、
ここでは一般的なイメージである「左脳=理論重視」「右脳=感情重視」とさせてください。
まず左脳タイプの先生ですが、原因分析を細かく行ない、
その原因を潰すためにはどのように対処すればいいのか教えてくれます。
私の場合ですと、原因が「①過労による睡眠不足、②上司からのパワハラ」でした。
①の睡眠不足は、睡眠時間の拡大と睡眠の質向上により解決できます。
睡眠時間は仕事量やスマホ等の無駄な時間を減らすことにより増加させられます。
また睡眠の質は運動による疲労や薬による強制的な入眠により向上させることができます。
②の上司からのパワハラは、上司を変える(異動)や上司のタイプを知って
対応策を確立することにより解決できます。
私の上司は先生とお話する中で大人のASDの可能性が出てきました。
そのためASDの人の特徴を知り、
関わり方や仕事の断り方を知ることによりパワハラを軽減することができました。
このように徹底的に原因を洗い出し、対応策を提案してくれるタイプが左脳タイプです。
続いて右脳タイプですが、こちらは患者のお話を聞き、寄り添いながら治療方法を提案してくれるタイプです。
左脳タイプが演繹法とすると、右脳タイプは帰納法のイメージです。
対話重視なため、「お話を聞いてもらうと気が楽になる」とか
「優しく丁寧に診療してもらいたい」という希望を持たれている方は右脳タイプの方がおすすめです。
こちらも口コミでわかることが多いですので、参考にしてみてください。
雰囲気:明るい/暗い
最後になりますが先生の性格も重要な項目です。
合わない先生ですと、診療に行っているのに気を遣ってしまい疲れてしまうということになってしまいます。
これでは本末転倒ですので違和感がある場合は他の病院を試してみるのもありだと思います。
最後に
以上が私が実際に行なった病院選びになります。
記載した項目については私の重要視していたものですので一例として参考にしてください。
あまりコロコロ病院を変えるのもよくないですが、
我慢して合わない病院に通い続けるのは症状を悪化させてしまう可能性があります。
そのため、我慢せず違和感があればチェンジするという気軽さで選んでみてください。
みなさんが相性の合う先生と巡り会えることを心から祈っております。
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