こんにちは。25歳サラリーマンの葵です。
今回は適応障害の療養中に気をつけたいこととして、
弱みに漬け込まれ騙されそうになった話をしたいと思います。
療養中は判断が正常ではない
適応障害の方は不安障害も発症している可能性が高いので
将来に対する不安が止まらなく、焦りに焦っている状態が
続いてしまっているのかなと思います。
そのようなとき普段であれば怪しさ満点に聞こえる甘い文句も
まるで砂漠の中のオアシスのような有難い救いのように感じてしまいます。
実際、私も騙されかけました。
騙されないためにも2人以上の信頼できる友人に
気軽に相談できるようにしておきます。
一番良いのはその友達たちが繋がっていない状態です。
私の場合は1人は大学の友人、もう1人は会社の同期でした。
これにより友人にも騙されてしまうというリスクを下げることができます。
では次に私が実際に騙されかけた事例をお話します。
起業サークルに騙されかけた話
まず前提として、私はかねてより起業するという夢を持っておりました。
当然、今の職場から逃げる選択肢として転職と起業を考えました。
その際起業の第一歩として、趣味であった読書を使い、
読書垢をインスタグラムに作成し、読んだ本の感想を投稿しておりました。
アカウント作成から数日経たないうちに複数の読書仲間からDMで連絡が届き、
流れるようにZOOMにて1時間程度読書について語ろう会を1対1で開くことになりました。
最初のうちは読書の話をするのですが、
段々と気を許し夢である起業について話してしまいました。
先方は待ってましたと言わんばかりの反応をし、
知り合いの社長を繋げてくれるというのです。
ここがいやらしいポイントなのですが、騙そうとする人は焦らせてくるんですよね。
当時も「社長と話せるチャンスはそんなないから候補日をすぐ出して」とか
「今やらないといつまで経ってもやらないから早く決めな」と言われ焦らされました。
言ってくることも一理あることから私は候補日を伝え、とんとん拍子で事が進み、
いつの間にか彼らが崇拝するボスが運営しているビジネススクールの入校テストを
受けることになってしまいました。
だいぶ遅いのですが、ここで彼らに疑問を抱き、複数の信頼できる友人に相談しました。
友人のお陰で逃げ出すことができたわけですが、
もし彼らに違和感を覚えていなければと思うと身が震えます。
赤の他人なんてただの財布でしかない
以上が私が体験した話なのですが、この経験で学んだことがあります。
それは見出しの通りですが、「赤の他人なんて財布でしかない」ということです。
世の中には他人のことを心から思うことができる善人もたくさんいます。
しかしながらそうではない性悪説の塊のような人間もたくさんいます。
彼らは人が困っているとか弱っているとかどうでもよく、
お金が取れるなら様々な手を使ってでも騙してきます。
適応障害の時は周りに伝えるのも怖く、
相談できる相手も中々いないのが実情だと思います。
そんな中優しくしてくれる人が現れるとその人の言っていることが
正しく思えてきて、彼らのいうことを聞いてしまいたくなります。
それを防ぐためにも、こんなことを言うのは非常に心が痛いですが、
適応障害の時は特に赤の他人が優しくしてきた時は疑いましょう。
そして信頼できる友人や家族に相談しましょう。
最後に
私が先日読んだ本に次の言葉が書かれていました。
「人は決して自分の頭が悪いなんて思わない」
これは資料をこれ以上できないほど簡単にし、
誰にでも理解できるようなものにしなさいという
教えの後にくる言葉なのですが、これが真理だと思っています。
特に適応障害で精神弱者などの偏見を受けることが多い時期は
自分と他人に一線を引いてしまい、自分が一番自分を理解しているし、
散々考えたことだから正常な判断であると考え、
周りの意見を聞かずに判断してしまいます。
そんなときだからこそ、周りに相談しましょう。
相談が嫌なら話だけでも聞いてもらいましょう。
きっと本当にあなたのことを想ってくれる友人であれば
どんなに言いにくいことでも指摘してくれるはずです。
私がそうでした。人間不信にならないためにもまずは相談してほしいです。
今回は熱く語ってしまい、客観性がかけた文章になり恐縮ですが
みなさんがよりよい人生を送れますことを心よりお祈り申し上げます。
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