勉強の仕方〜後編〜

こんにちは。25歳サラリーマンの葵です。
前回は勉強の仕方〜前編〜ということで
実際にテキストで学ぶ前段階の
過去問の傾向を掴むという点をお伝えしました。
今回は過去問の傾向を確認した後の
効率的な勉強方法についてお話します。

①過去問の傾向を掴む

先日の記事をご参照ください!

②テキストを6割の理解度で読み進める

6割と聞いて驚いた方がいらっしゃるかと思いますが、
この6割というのは読み進めるに当たって遜色のない
レベルにしておくという意味になります。

よくありがちなのは1周目で完璧にしようと
隅から隅まで勉強してしまうということがあります。
決して悪いことではないのですが、これですと
あまり重要ではない箇所や捨て問の箇所に
膨大なエネルギーと時間をかけてしまい、
やる気の炎が消えるということが起きかねません。
実際私もそうでした、、

それを防ぐためにテキストはなんとなく読み進め、
問題を解き、少しでも引っかかった箇所があれば
そこを再度振り返り深く理解するという方法にしています。

資格というのは実際の業務をもとに作られているわけで
重要箇所というものは毎年変わるものでもありません。
また、資格となると網羅性を欠くわけにはいきませんので
頻発しない重要ではない箇所もテキストに
記載する必要があります。
どちらも試験に出題はされますが、点数が大きいのは
やはり重要度が高い内容です。

その為、問題に繰り返し出てくる内容は重要な問題であり、
引っ掛かるたびに復習することで必要な箇所を
必要な量だけ学び取ることができるのです。

補足とはなりますが、私はテキストを選ぶ際
わかりやすさに加え、各章の最後に問題と丁寧な解説が
あるかどうかを見ております。

章ごとに問題があることである程度の塊内で
問題演習と知識の深掘りができますし、
丁寧な解説があれば不明点を確り理解して
先に進めることができるからです。

③過去問を解き、引っかかった問題を復習する

テキストの各章ごとに問題があり、
そこで確り知識を定着されている方は
ある程度の点数が取れる為
少しホッとされているかと思います。
しかし過去問において偏差値や合格点は
達成度を確かめるという点では有用ですが、
勉強という意味では重要ではございません。

なぜなら今取れた点数は今ある知識量を
点数であれば絶対的、偏差値であれば相対的に
確かめたにすぎないからです。

重要なのは「何がわからなかったのか」です。
下手ですが、解けなかった点数というのは
伸び代です。その為、解けなかった問題については
次回出題された時必ず解けるようテキストや
問題集の同じような問題を解きましょう。

そうすれば次回確実に点数が伸びます。
またここで見落としてはいけないのが
なんとなく解いたけど正解していた問題です。
こちらは概念的には知識があったが
理解はできていなかった箇所となります。
その為、そのような問題も正解はしていたと
思いますが、間違えた問題と同様
解き直すことをおすすめします。

しつこくなりますが、過去問や模試の点数は
現時点での知識量を測ったものとなります。
理解できていなかった問題を復習することで
初めて勉強になります。
復習せず過去問や模試を受け続けるのは
変わらぬ知識量をずっと調べているだけの
状態ですのでお勧めはしません。

④8,9割取れるまで過去問を何周も解き直す

このステップは1周目で既に
8,9割取れている方は不要です。
なぜなら資格は満点を取るのではなく
合格点に到達さえすれば良いからです。
満点を取りたい気持ちは非常にわかります。
しかしながら資格の知識は実務の知識とは
別物であり、細かい知識を業務に携わる前に
習得するより、資格勉強では大雑把な理解、
その後実務で細かい知識を習得する方が
生きた知識を手に入れることができます。

サッカーの知識があっても
サッカーが上手いわけではないのと同じで
資格の知識があっても
業務が完璧にこなせるわけではございません。
実務には実務の知識やコツがあるのです。

あまりこの考え方は良くないとは思いますが、
資格は最低限の知識を習得し、合格すればよいのです。
その為、満点を狙うのではなく8,9割を狙いましょう。
この8,9割も合格点によって変わります。
合格点+2割も取れれば安定して
合格できると思うのでそれを基準にして
良いと思います。

最後に

現代人は時間に追われており時間を
確保するだけで一苦労だと思います。
その上勉強という未知のものを頭に
入れていく作業はエネルギーが必要で
あり、非常に疲れる作業だと思います。

その為、皆さんにはいかに短時間で
省エネに勉強をする方法をお話しました。

私も一時期は残業時間が月200時間ほどで
休日も時間が取れませんでした。
その中で編み出した勉強方法ですので
少しでも皆さんのお役に立てるのかなと
思っております。
肌に合わないなと感じた際は余計な
労力がかかってしまいますので無理して
真似せずご自身に合った勉強法を探して
いただければと思います。

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